簡単な焚き火料理
アウトドアで料理をするには、とりあえず火さえ起こせればなんとかなるものです。そういう意味では、焚き火によって料理をするのが一番シンプルで基本的であるといえます。
焚き火で料理をするのに重宝するのがアルミホイルです。アルミホイルさえあれば、簡単なホイル包み焼きを作ることができます。例えば、魚の切り身などをホイルの中に置き、そこにスライスしたタマネギやエノキダケなどの野菜を適当にのせ、さらにスライスしたレモンとバターをのせて包みます。後はこれを焚き火の周りに置いておくだけです。火が通れば美味しいホイル包み焼きが出来上がります。
ジャガイモの場合は、バターと一緒に丸ごとホイルに包みます。ジャガイモには十字型に切れ込みを入れておくと、バターが馴染みやすくなります。
魚を1匹丸ごと焼く場合は、最初に魚の腹を割いて内臓を取り出し、水でよく洗います。適当な大きさの枝に魚を刺して、全体に塩を振っておきます。それを焚き火の周りに刺して、時々向きを変えながら焼きましょう。
また、飯ごうがあれば焚き火でご飯を炊くことができます。飯ごうでご飯を炊く場合は、焚き火の周りに石などを積み上げて、そこに太目の枝を渡して飯ごうをぶらさげられるようにする工夫が必要です。水加減などにはそんなにこだわる必要はありません。多少、家庭で作るご飯とは違ったものが出来ても、それはそれで楽しめるはずです。